少年時代のhydeさんがよくキャンプしていた海。
最高のデートコース、っていう場所。
ここはなんと、私の記憶の中で、一番好きな場所。
少女時代の私が、大好きで秘密基地みたいな感じで遊んだところ。
hydeさん、ずいぶん遠征していたんですね、しかも自転車で！
hydeさんのテリトリー内に自分はいつも入り込んでたと思ってたけど、逆に私の生活圏内にやってきていたなんて、吃驚！！
そして、地名が書かれたことによって、今後この場所も聖地のひとつに加えられるのでしょう。
でも。
ここ、当時の面影も無いほどに手が入れられてしまっていて。
危ない場所だったので、一旦立ち入り禁止になった後に、観光施設に変わってしまった。
今でも懐かしくて時々訪れるけど、そのたびに変わり果てた姿に悲しくなって。
もともと人が行かない田舎のひっそりした海。
もう、昔のあの素敵な場所を覚えている人もいないだろうと、自分の中でだけは焼き付けておこうと、そんなふうに思っている風景を、記憶している人がいて、それがhydeさんだなんて。
なんという奇跡。
ほんの数行で書かれたこの部分から、目が離せなくなってしまったのでした。
キャンプしてたという川も、私もよくキャンプしてたけど、少し時代がずれてたので出逢うことはなかったね。
んー惜しい！

なんというか、hydeは架空の人物でいてくれてもいいぐらいの勢いでのめり込んじゃってる私にとって、こういう現実は、実はちょっぴりほろ苦い事実だったりもするのでした。

つづく。

かもしれない

 

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